台風・大雨シーズン到来。今すぐやるべき防災対策と備えリスト

最近、これまでに経験したことのないような大雨のニュースをよく耳にしませんか？
日本は自然災害の多い国。台風やゲリラ豪雨は、もはや他人事ではありません。「うちの周りは大丈夫」と思っていても、想定外の事態は起こりえます。
本格的な台風シーズンを迎えた今、自分と大切な人の命を守るために、防災対策を改めて見直し、備えを万全にしておきましょう。今回は、「今すぐやるべきこと」を分かりやすく解説します。

STEP 1：まず確認！「ハザードマップ」で自宅のリスクを知る

防災対策の第一歩は、「自分の住む場所のリスクを知ること」です。国土交通省や各自治体が公開している「ハザードマップ」を必ず確認しましょう。

• ハザードマップとは？
  自然災害による被害を予測し、その被害範囲を地図化したもの。「洪水」「土砂災害」「高潮」など、災害の種類ごとにマップが用意されています。
• 何がわかるの？
  自宅が「浸水想定区域」に入っているか、「土砂災害警戒区域」の近くではないか、などを知ることができます。これにより、避難の必要性やタイミングを判断する重要な材料になります。
• どこで見る？
  国土交通省の「重ねるハザードマップ」なら、様々な災害リスクを一つの地図上でまとめて確認でき、非常に便利です。まずはご自宅や勤務先の地名で検索してみてください。

▶ 国土交通省ハザードマップポータルサイトはこちら

STEP 2：大雨が来る前に「家の備え」をチェック

台風や大雨の予報が出たら、身の安全を確保するために、家の周りと家の中の備えをしましょう。

• 【家の外】
  • ベランダ・庭： 物干し竿や植木鉢、ゴミ箱など、風で飛ばされそうな物は室内に入れるか、ロープで固定する。
  • 排水溝・雨どい： 落ち葉やゴミが詰まっていないか確認し、掃除しておく。水はけが悪いと、浸水の原因になります。
• 【家の中】
  • 窓ガラス： 窓やシャッターをしっかり閉め、鍵をかける。必要であれば、養生テープや段ボールで補強し、ガラスの飛散を防ぐ。
  • ライフラインの確保：
    • スマートフォン、モバイルバッテリーを満充電にしておく。
    • 断水に備え、浴槽に水を溜めておく（生活用水として活用）。
    • 懐中電灯やラジオの電池を確認する。

STEP 3：本当に役立つ「防災グッズ」を厳選

非常用持ち出し袋の中身は万全ですか？ここでは、数ある防災グッズの中でも、特に「台風・大雨」の際に本当に役立つアイテムを厳選してご紹介します。

1. 情報と明かりを確保【アイリスオーヤマ 防災ラジオ JTL-29】

• 3WAY充電対応で停電時も安心： USB充電に加え、手回し充電、ソーラー充電にも対応。電源が確保できない状況でも使用できます。
• スマホ充電も可能なモバイルバッテリー機能： 外部出力が可能で、情報収集に不可欠なスマートフォンの電池切れを防ぐことができます。
• 信頼のアイリスオーヤマ製： 普段から馴染みのある国内メーカーの製品という安心感。操作も分かりやすく、いざという時に戸惑いません。

停電時に最も重要なのが「情報収集」と「明かりの確保」。この防災ラジオは、その両方を確実にサポートしてくれます。特に、電池がなくても手回しや太陽光で充電できる機能は、いざという時の生命線。ラジオで最新の気象情報や避難情報を得ながら、LEDライトで暗闇の不安を和らげ、スマホの充電もできる。防災リュックの中に必ず一つ入れておきたい、信頼のアイテムです。

2. 連絡手段を守る命綱【Anker PowerCore 20000】

• スマホを約4回フル充電できる大容量： 20000mAhの超大容量で、数日間の停電でも、家族のスマホやタブレットの充電に対応できます。
• 2台同時充電が可能： USBポートが2つ付いているので、家族のスマホを同時に充電したり、スマホと防災ラジオを同時に充電したりできます。
• 信頼のAnker品質： 高い安全性と安定した性能で世界的に評価の高いAnker製。いざという時に頼りになります。

今や、スマートフォンは安否確認や情報収集に欠かせない、災害時の最重要ツールです。そのスマホの電池が切れてしまうことは、外部との連絡手段が断たれることを意味します。この大容量モバイルバッテリーがあれば、数日間の停電でも、スマホの電池切れの不安から解放されます。「備えあれば憂いなし」を最も実感できるアイテムの一つ。普段使いもできるので、一つ持っておいて損はありません。

3. 意外と深刻なトイレ問題に【アイリスオーヤマ 非常用トイレ 100回分】

• 安心の100回分大容量： 4人家族で約5日間使える計算で、断水が長引いても安心です。
• 15年間の長期保存が可能： 一度備えておけば、長期間保管できるので、頻繁な買い替えの手間がありません。
• 防臭袋付きで衛生的： 使用後の嫌なニオイを閉じ込める防臭袋が付属しており、衛生的に処理・保管できます。

災害時に最も深刻な問題の一つが「トイレ」です。断水すると水洗トイレは使えなくなり、衛生環境は一気に悪化します。この非常用トイレは、便器にセットして用を足し、凝固剤で固めて捨てるだけ。15年間という長期保存が可能なので、家の物置や押し入れに一つ置いておくだけで、いざという時の大きな安心につながります。防災セットに入っている数回分だけでは絶対に足りません。必ず追加で備えておきましょう。

まとめ

台風や大雨による災害は、いつ、どこで起こるかわかりません。大切なのは、日頃からの備えと、早め早めの行動です。

1. 「ハザードマップ」で、まずは自分のいる場所のリスクを知る。
2. 「家の備え」で、飛来物や浸水のリスクを減らす。
3. 「防災グッズ」を準備し、ライフラインが止まっても数日間生活できるようにしておく。

「自分は大丈夫」と思わず、この機会にぜひ、ご家庭やご自身の防災対策を見直してみてください。あなたのその備えが、あなた自身と大切な人の未来を守ります。