
長時間のデスクワーク、お疲れ様です。毎日パソコンに向かっていると、肩こりに悩まされている方も多いのではないでしょうか? 実は、そのつらい肩こり、毎日使っているキーボードとマウスが原因の一つかもしれません。
この記事では、肩こり軽減に特化したキーボードとマウスの選び方のポイントと、Amazonで購入できるおすすめ製品をご紹介します。自分にぴったりのアイテムを見つけて、つらい肩こりから解放されましょう!
なぜキーボードとマウスで肩こりが?
一般的なキーボードやマウスは、長時間使用すると手首や腕、肩に不自然な力が入りやすい形状をしています。
- キーボード: 肩を内側にすぼめ、脇を締めた状態でタイピングし続けるため、肩周りの筋肉が緊張しやすくなります。
- マウス: 手首をひねった状態でマウスを握り、操作することで、手首から腕、そして肩へと負担が連鎖します。
これらの積み重ねが、慢性的な肩こりや、ひどい場合には腱鞘炎を引き起こすこともあるのです。
肩こり対策キーボード選びのポイント
肩こり対策キーボードのキーワードは「エルゴノミクス(人間工学)」です。自然な姿勢で操作できるような工夫が凝らされています。
1.形状:
- 分割型・セパレート型: 左右の手を自然な位置に置けるように、キーボード自体が左右に分かれているタイプ。肩を開き、胸を張った姿勢を保ちやすくなります。
- 湾曲型・カーブ型: 手首の角度に合わせてキーボード全体が湾曲しており、無理のない手の形でタイピングできます。
- コンパクト型(テンキーレスなど): マウスまでの距離が近くなり、手を大きく動かす必要が減るため、肩への負担を軽減できます。
2.キータッチ:
軽い力で打てるものを選ぶと、指や手首への負担が減ります。メカニカルキーボードの中でも「赤軸」や「静音赤軸」などは比較的軽いタッチです。メンブレン式でも、軽い打鍵感の製品があります。
3.傾斜・パームレスト:
キーボード自体の傾斜を調整できるものや、手首を乗せるパームレストが付属しているものは、手首への負担を和らげます。
肩こり対策マウス選びのポイント
マウスもキーボード同様、自然な手の形で操作できるものが理想です。
1.形状:
- 縦型(エルゴノミクスマウス): 手を握手するような自然な角度で握れるため、手首のひねりを解消します。これが肩への負担軽減に繋がります。
- トラックボール: 本体は固定したまま、指や手のひらでボールを操作するタイプ。腕を動かす必要がないため、肩や腕への負担が大幅に減ります。慣れは必要ですが、省スペースというメリットも。
2.サイズ・重さ:
- 自分の手の大きさに合ったものを選びましょう。大きすぎたり小さすぎたりすると、余計な力が入ってしまいます。
- 軽すぎるマウスは細かな操作がしにくい場合があり、重すぎるマウスは動かす際に負担になります。
3.ボタンの配置:
よく使う機能(戻る・進むなど)が押しやすい位置にあり、カスタマイズできると作業効率も上がり、無駄な動きを減らせます。
Amazonで見つかる!肩こり対策キーボード&マウス おすすめ製品
ここでは、Amazonで実際に購入できる肩こり対策におすすめのキーボードとマウスをいくつかご紹介します。 ※在庫状況や価格は変動する可能性がありますので、ご了承ください。
おすすめキーボード
- ロジクール ERGO K860 エルゴノミック スプリット キーボード
- 特徴: 湾曲した分割型キーボード。自然な姿勢でタイピングでき、手首と前腕のサポートを強化するクッション付きパームレストも搭載。
- Perixx(ペリックス) PERIBOARD-512 エルゴノミクスキーボード 有線 USB 分割キーボード
- 特徴: 手頃な価格帯の分割型エルゴノミクスキーボード。エルゴノミクス入門としてもおすすめです。
- KINESIS Freestyle2(キネシス フリースタイル2) 分離型キーボード(英語配列)
- 特徴: 左右を完全に分離でき、自分の肩幅や好みに合わせて配置を自由に変えられるキーボード。より自然なタイピングポジションを実現します。
- 参考(国内代理店などの製品ページでご確認ください。Amazon.co.jpで見つかる場合もあります):https://www.amazon.co.jp/s?k=KINESIS+Freestyle2
おすすめマウス
- ロジクール MX Vertical アドバンスエルゴノミックマウス
- 特徴: 57°の垂直角度で、自然な握手位置を実現。手首への圧力を軽減し、筋肉の緊張を和らげます。
- エレコム マウス ワイヤレス (レシーバー付属) Lサイズ 6ボタン EX-Gシリーズ 握りの極み
- 特徴: 手の形状から生まれたデザインで、場所を選ばず快適に操作できるBlueLEDセンサー搭載のエルゴノミクスマウス。比較的手頃な価格も魅力です。
- ロジクール MX ERGO アドバンスト ワイヤレス トラックボール
- 特徴: 0°と20°の2段階で角度調整が可能なトラックボール。手や腕をほとんど動かさずに操作できるため、肩への負担を大幅に軽減します。
- ケンジントン 【正規品・5年保証】 Pro Fit Ergo Vertical ワイヤレストラックボール
- 特徴: 縦型デザインとトラックボールを組み合わせたユニークな製品。自然な手首の角度を保ちつつ、トラックボールの省スペース性と腕の負担軽減効果を得られます。
キーボード・マウス以外の肩こり対策も忘れずに
エルゴノミクスデザインのキーボードやマウスに買い替えることは非常に効果的ですが、それだけで肩こりが完全に解消するわけではありません。以下の点にも注意して、総合的に対策を行いましょう。
- 正しい姿勢を保つ: 椅子に深く腰掛け、背筋を伸ばす。足の裏全体が床につくように椅子の高さを調整する。
- モニターの位置: モニターの上端が目線と同じかやや下になるように調整する。
- こまめな休憩とストレッチ: 1時間に1回は立ち上がって体を動かしたり、肩や首のストレッチを取り入れたりしましょう。
- アームレストの活用: 肘を置けるアームレストを利用することで、肩への負担を軽減できます。
まとめ
毎日使うものだからこそ、キーボードとマウス選びは慎重に行いたいものです。エルゴノミクスデザインの製品は、初期投資としては少し高価に感じるかもしれませんが、長期的に見れば肩こりの悩みから解放され、仕事の効率アップにも繋がる可能性があります。
今回ご紹介したポイントや製品を参考に、ぜひご自身にぴったりのキーボードとマウスを見つけて、快適なPCライフを手に入れてくださいね!